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本の紹介07

美術解剖学

『入門 美術解剖学』

著者 高橋彬
発行所 医歯薬出版株式会社

芸術家が人体を表現する上で必要とされる解剖学的な知識を、骨格系と筋系を中心に解説してあります。
私が医療系の専門学校で学んだ解剖学と異なる点は、人体における運動器系を、年齢・性別・人種などによる「差」や他の動物との「違い」に主眼を置いて書かれていることで、解剖学の勉強としても新しく知ることが多くありました。
また、絵画や彫刻といった作品において、美術解剖学的な視点から見た場合に人体がどのように表現されているか、多くの作例を挙げて説明されています。
それらを見ると、人体を解剖学的に正確に写し取っている作品もあれば、造形としてより自然にあるいは美しく見せるために、あえて実際とは異なる表現をしている作品もあることが分かります。
人物を題材とした芸術作品を観る際には、そうした工夫に目を向けてみるのも面白いと思いました。

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