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多岐昇り

身体は、その人の必要に応じて変わります。
仕事で筋力をよく使っていると筋肉質な体になり、繊細な動きが求められることが多いとしなやかな体になります。
健康を志す上でも、身体に対してどのようなイメージを持って過ごしているかが大切であるように思います。

人体の60パーセントは水で構成されていると言われています。
息を吸うと、鼻から肺へと下向きに空気が移動しますが、その時、呼吸の出入りと連動して反対向きに浮き上がる力が働く感覚を得られます。
ストローでコップの水を吸い上げるのと同じように、両脚の中を通して足底からお腹へと上がってくる流れを感じられます。
そこからさらに吸うと、下から上がってきた力によって、中央の通り道が細く長く引き伸ばされます。
身体の中央を通る芯の昇り降りによって、全身の筋や関節も伸ばされたり弛んだりします。
中心の伸びによって踵と後頭骨の間の長さが保たれると、背骨は重みを支えるという負担から解放され、自由に波が伝わるようになります。
肩甲骨が肋骨から浮き、骨盤が仙骨から浮くと、四肢と繋がる経路を通して中心の揺れが末端にまで伝わります。
重力によって下方に引かれる力と、呼吸によって浮き上がる力が釣り合い、中心を傾けると、各部位の骨の形状や筋腱の張力の中でバランスを変えます。
それらは呼吸の通り道を変えることで自分の意思でコントロールされ、芯の動きによって様々な動作を行うことが出来ます。

私自身、下の骨が上の骨を支えたり、筋で骨を引っ張っているように考えていたときは、こうしたイメージは持っていませんでした。
身体を固体として、重力に反して体重を持ち上げようと考えると、立ち上がったり腕や脚を上げたりするために大きな力が必要となります。
さらに、加齢と共に、関節の隙間が狭くなったり、背中が丸くなったり、皮膚が弛んだりといったマイナスの話ばかりが増えるような気がします。
身体に働いている力は地球の重力だけでなく、内側では中央へ締まって伸び、上方へ浮き上がる力もあります。
そうした身体の内に備わった働きを体感して頂けると、それだけで体調や姿勢が変わられることを実感しています。
これからも、より楽に身体を感じて頂けるよう、サポートをしていきたいと思います。

滝

参照1:乗るウェイ
参照2:弛緩ぶらし
参照3:休憩膝

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