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相手も鞭のように

バランス☆運動療法初級 2017.12.09

今月のバランス☆運動療法初級講座では、椅子に座り、呼吸と共に両脚の上に立てた短刀を浮かせるところから始まりました。

肩や肘の力が抜ける位置で短刀を持ち、息を吸いながら、接点が離れない範囲で浮かせました。
そして、その位置のまま弛めて浸透させ、息を吐きながら呼吸を足底まで沈めて行きました。
身体の動かせる場所が全体として協調するように、舌先や目線を変えることによる呼吸の通りかたの違いを観察しました。
浮かせるときは天まで高く、落とすときは地まで深く、呼吸が届くように意識して行ないました。
そうした動作や意識の広がりがあって初めて、外に見えないほどの小さな動きで大きな変化を導けるようになることを感じました。
木刀との接点の圧の変化に伴って、吸って離れていくときはそちらに付いていくように抜けていき、吐いて下りていくときは入ってくることを体感しました。
後頚部を伸ばして横隔膜を浮かせることで、付けたところから、どちらにでも対応できるようにしておく必要を感じました。
それから、手の内を固めずに刀を握り、横に倒して回転させたり、刃筋に沿って下ろしたりしました。
丹田の感覚が高まり身体が繋がってくると、どこを動かそうとする必要もなく、木刀の動きに付いていけることを感じられました。

その後、K野先生の施術を見せて頂きました。
手を乗せて触れるだけでも、様々な木刀を持って行なったボディワークと同様に相手の身体を浮かせられることを学びました。
そこから、呼吸で相手の反応に付いていくことで、鍼の補瀉と同様に、入れたり抜いたり出来ることを教えて頂きました。
K野先生が施術をされているとき、背中や腰に触れさせて頂きました。
中心の動きに連動して皮膚や筋が柔らかいまま動き、それに連れて手が動いていることを感じられました。
どちらに向かってもぶつからず、先に伸ばすことも、中心に戻すことも出来る身体を創っていく必要を感じました。
緊張が弛んでいくと、受けている側の身体も、手に持った鞭のように先まで繋がっていく様子を見ることが出来ました。

「入れる」は相手の向こう側に、「抜く」は自分の後ろ側に向かうイメージがありましたが、合気観照之図の印象が大きく変わりました。
新しく生まれた感覚を踏まえて、施術を見直していきたいと思います。
K野先生、参加された皆様、今月もありがとうございました。

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