HOME>センタリング・タッチ

筆を持つ感覚

センタリング・タッチ研究会 2018.03.04

今回のセンタリング・タッチ研究会でも、K野先生の施術を受けさせて頂きました。
K野先生にバランスを変えて頂いているとき、自分の身体で無意識に起きている緊張を観察していました。
ずらして頂いて弛むと、不要な反応が無くなって、動作が楽になり、呼吸が深まっていくことを感じられました。
自分が思ってもみない場所に滞りがあり、予想外に固まっていたことを実感しました。
他の方に施術をされているとき、症状が表れている部位ではなく、離れた場所から施術されている風景が印象に残りました。
身体が繋がっていくことで、受け手の動きや意識が変わり、症状が緩和されていく様子を見ることが出来ました。
自分の動作や思考が固まらないことで初めて、相手の身体の緊張だけでなく、発想も変えていけることを感じました。

それから、最近の学びも意識しながら、鍼治療をさせて頂きました。
K野先生に書を教えて頂いたときの、筆を持つ感覚で鍼を持ちました。
吸息によって、肚が充実して軸が伸び、手首が決まって五指が集まり、薬指が浮いて指が自由に動かせるバランスで鍼を垂らしました。
書で手本の呼吸を観ながら書き始めるように、浮かせたまま相手の皮膚に沿わせていくと、しっくり来る位置で鍼が止まることを体感させて頂きました。
そこから鍼を当て、傾きや回旋によって、お互いの経絡が接点を通じて繋がる位置を探りました。
さらに息を吸って両肘を外側に張り、胸の力を抜き、会陰と百会を繋げて軸を伸ばすことで、緩みを取り切りました。
後は身体を弛めて相手の変化を待っていると、自然に身体が繋がって動きが起こってくることを感じられました。

その後、K元さんが施術をしてくださいました。
側臥位で、胆経が弛んで上前腸骨棘が寄り、大腿部の動きが仙腸関節に伝わるバランスにあると、第五腰椎が入る姿勢で施術が出来ることを教えてくださいました。
仰臥位では、胸部の緊張に手を当て、背部にもう一方の手を入れて、繋がるバランスで弛めてくださいました。
また、趾先から、下肢のそれぞれの経絡が通る位置に合わせて伸展したりしてくださいました。
鍼治療と徒手療法それぞれの長所を感じられ、施術のイメージが広がりました。
そして、ポジショニングも選穴も動作も全て、自分の都合ではなく、相手に合わせて行なうことの大切さを実感しました。

K野先生、参加された皆様、今月も多くの学びをくださり、本当にありがとうございました。

この記事のトラックバックURL

http://0kantenkiti0.blog76.fc2.com/tb.php/879-be0d3cb2

コメント

コメントする

管理者にだけ表示を許可する

 

Template Designed by めもらんだむ RSS
special thanks: Sky RuinsDW99 : aqua_3cpl Customized Version】