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飴あられ

私は食物の好き嫌いはほとんどありませんが、間食をするときは甘い菓子を好んで食べます。
ケーキ、クッキー、チョコレート、アイスクリーム、団子、饅頭などは家に置いていることが多いですが、ポテトチップス、おかき、煎餅といった菓子を買うことは滅多にありません。
甘い菓子を挙げると、そのほとんどが砂糖の甘味によるものですが、食物全般でみると甘さにも色々あります。
よく噛んで食べたときの米の甘さ、冷え込んでいる晩に飲むホットミルクの甘さ、他の荷物とぶつからないように大切に持って帰ってきた桃の甘さ、自らの身を守る甲羅を脱がないと成長できない蟹のツメの甘さといった、淡い甘味もまた良いものです。

東洋医学の古典には、食物の身体における働きが書かれており、甘味は脾に関係するといわれています。

心は苦を欲し、肺は辛を欲し、肝は酸を欲し、脾は甘を欲し、腎は鹹を欲す、此れ五味の五臓の気に合する所なり。
『黄帝内経素問』 ~五臓生成篇


「味」には酸味・苦味・甘味・辛味・鹹味の五種類があり、体内に入ると、それぞれ肝・心・脾・肺・腎を養う働きをするとしています。
ここで言う「辛味」は唐辛子の辛さ、「鹹味」は塩の辛さを指しているとされています。
五味を適度に摂ることは弱っている臓腑を助けますが、偏食は身体の調和を乱すことが多く、過度の摂取によって臓器を傷める恐れがあることも記述されています。

現代でも、高血圧症や糖尿病といった生活習慣病を始めとして、様々な症状がバランスの悪い食生活によって引き起こされることはよく知られています。
豊かな食材に囲まれた生活をしていると、ついつい自分に甘くなり、食事の嗜好が偏ってしまうことがよくあります。
自らの不摂生によって辛い闘病生活を送るような苦い経験をせずに済むように、日頃から食生活に気を使い、酸いも甘いも噛み分けておきたいと思っています。


柿

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