活動報告69

・自分の大腿の上で、呼吸と一致させて手を移したり浮かせたり沈めたりする
 触れている場所の深さや伝わってくる感覚に、意識を向けながら手を当てる

・立位での重心移動や片脚立ちを行ない、足底を畳から浮かせたときと接しているときの違いを観察する
 足底の重心の乗る場所や掛かる圧の深さの変化を観察し、足が着いている状態でのコマ数を増やし、重心移動の精度を高めていく必要性を感じた

・立った状態で、手掌や足底の圧の深さを変えながら、相手への力の伝わり方を観察する
 相手の感受性に対応して反応の起こるタッチの深さが変わり、体内操作や重心移動もそれに伴って変化することを感じた

・常に両手のバランスが取れる位置に移しながら、経絡の流れを辿って鍼を当てていく
 SRさんの鍼治療を受けさせて頂く中で、頭部の意識が薄かった点の感覚が高まり、それによって身体の緊張が弛んでいくことを感じられた

・相手の周りの空間も意識しながら、小指球から訊くようにして手を近付ける
 触れる側がどれだけの細やかさをもって接していくかによって、お互いにとって触れる以前の感覚が全く変わることを体験できた



午後から、K野先生が来てくださり、会員を順に施術をしてくださいました。
それぞれの現状に合わせて診立てをされ、施術を通して変えていかれる様子をじっくりと観せて頂くことができ、多くの驚きがありました。
K野先生、素晴らしい時間をくださり、本当にありがとうございました。

・形や固さや音や色や温度や咳など、身体に表れているあらゆる手掛かりを受け取りながら相手を診る
 症状にこだわらず、気になった箇所に響きの大きい別の場所から通していくことで、間接的にバランスを変える

・相手の両足を把持して、弛んだ側と同調させることで、反対側を誘導する
 二点に手を当てての誘導も、両間を繋ぐ自分の在り様次第で色々な見方ができることを感じ、発想が広がった

・母指と四指の引きと攻めで、相手の両足首が決まるポジションを取り、それぞれの通る位置で待つ
 施術を受けている立場でも、全身の前面と後面に引きと攻めが生まれることを感じられ、繋がりを持った動きが起こるポジションで待つことの大切さを感じた

・足が決まるポジションで鍼を垂直に当て、前後左右の傾きをみて伝わる位置に合わせる
 鍼をバランスの支点として、反対側の手で鍼の先端の圧や向きを調節しながら誘導する感覚を得られた

・相手の腹部に手を乗せて、呼吸の浮き沈みを同調させることで、振幅を高めていく
 呼吸をする度に体幹の内部の緊張が弛み、呼息の深さや吸息の広がりが変わっていく様子を体感できた

・施術をして頂いた後、腕を上げると自然に肋骨の内側から伸びたり、頚を回すと脊柱全体に伝わって回旋することを感じられ、身体の変化を実感できた
 下肢の折り畳まり、骨盤の寄り、第五腰椎が入る位置、肋骨の締まり、肩の向き、頚部と頭部の釣り合いなど、自分の身体のバランスを観察を深める必要性を改めて感じた

活動報告68

健康維持互助会 2015.12.27

・仰臥位で、腕や脚を開閉したり回旋したりして、中心の感覚が高まるバランスに誘導する
 詰まることも抜けることもない位置に近付けていくことで、自然に吸気によって身体が締まり、呼気と共に弛んでいくことを感じた

・経路を変えながら、呼吸に伴う身体の伸びを四肢の末端まで伝える
 上肢や下肢の経絡の繋がりや、同側や対側への体幹の通り道や、より弛んで伸びていくバランスを観察することが出来た

・両側の足部や手掌を合わせ、その間の感覚や呼吸の出入りの変化に目を向ける
 足部と手部のどこを合わせるかによって、緊張する場所や力の通り方が変わり、それが中心での吸い上げに伴う動きに反映される

・負荷を受けている場所の緊張を順に抜いていき、丹田を通る経路に重みを落としていく
 丹田の吸い上げが手部に伝わる状態にあると、重い鉄の棒であっても、呼吸と同調して浮き沈みさせられることを体感した

・棒や杖や剣と色々な道具を持ちながら、それぞれの特性と丹田との繋がりを観察する
 重い棒の後に軽い杖に変えたり、直線の杖の後に反りのある剣に変えたりすることで、感覚の違いや姿勢の変化を実感できた

・奇経の組み合わせで、十円玉と一円玉を当て、身体に起こる変化を検証する
 二点からの働き掛けによって全身のバランスが刻々と変わり、回旋したり、傾いたり、弛んだりといった動きを立体的にイメージしやすく感じた

活動報告67

健康維持互助会 2015.11.22

・指先の井穴を反対側の指で挟み、上肢のそれぞれの関節を動かしながら変化を観察する
 位置の変化に伴って経穴も張ったり弛んだりして、全体のバランスの中で変わり続けていることを感じられた

・接点を置いたまま、肚からの経路を丁寧に追い、指先まで力を伝える
 指先の緊張を弛めた側は、手先から動こうとする癖が減り、丹田から上ってくる力をゆっくりと待てることを体感した

・前腕の前面から、小指の爪に至る心経の通り道を観察する
 手の内部を通る経路をイメージすることで、小指の井穴の感覚が生まれ、手部の動きに立体感が出てくることを感じた

・下肢を通る経絡のバランスを変えて一つずつ入れては抜き、趾先まで意識を通す
 その過程自体が、下肢を丹田と繋げ、自分自身の中央を高め、相手との間の緩みを取り、お互いが同調していく働きになっていることを感じた
 手指を集約し、手首が決まっていると、さらに相手へ力が伝達されやすくなった

・仰臥位で、体幹内部への吸い上げによって両脚を浮かす
 相手に押さえられた両脚がアンカーになると、脚を上げる動作によって、自然に体幹が起き上がることを体験できた

・相手の指先を摘まんで持ち、繋がりを誘導する
 母指と示指で皮膚をずらしたり、指先をわずかに回旋させるだけで、入っていく方向や抜けていく方向があり、ずらした位置で待つことで弛められることを感じられた

活動報告66

健康維持互助会 2015.10.25

・手指に貼り付けた米粒の感覚を留めたまま、丹田からの吸い上げを丁寧に追っていく
 置いておける感覚があるからこそ、抜いたり入れたりすることが自由に出来ることを実感した

・相手に触れた指腹の、その先まで通して、相手の肩を浮かす
 接点で意識を止めずに、相手に向かう通り道として、丹田からの力を伝える

・二十指のバランスでみても、一指の中の経穴でみても、感覚のばらつきがあり、それが改善すると全身の動きが変わることを体験した
 意識の薄い経絡があると、意識の濃い場所を使って処理しようとして、ますます頑張ってしまうということを実感できた

・経絡をイメージして、母指から順に力を抜き、逆の経路を通して息を吸い上げる
 井穴からそれぞれの経絡の意識が高まると、肩の力が抜けて腕が立体的になり、自然に螺旋の動きが生まれることを感じられた

・相手の負荷を吸い込んで重みを落とし、趾先まで通した力で相手に入れる
 趾先の感覚が高まり、膝の力が抜けると、下肢の働きが手指へ伝達され、大きな力が生じることを体感した

・最初に良いように感じた感覚も、別のやり方を試すと不充分な点が見えてきたりと、色々な方法を追求することの大切さに気付かせて頂いた
 K元さんの発案を試す会員の皆様それぞれの発言の中で、共感する部分や新しい発見があったりと、感覚を共有できることの楽しさを感じた

活動報告65

健康維持互助会 2015.09.27

・相手の上肢を両手で浮かせ重みを感じることで、どちらにも傾く支点があることを体感できた
 内部の弛みが、指先までの関節一つずつを通っていく様子を受け取りながら、落下に付いていく

・呼吸と一致した動きによって、木の玉を支点としたシーソーを揺らす
 木の玉と床の接点の感覚が途切れないように付けたまま、丹田の動きを伝える

・木の玉を足底や身体背面に当て、痛みを感じる部位や角度を観察する
 左右のアンバランスや、感覚の濃度のばらつきがあり、痛覚を上方へ伝えていくと弛める働きが起こることを感じた

・木の玉を当てることで生まれたバランスで、身体の通り道の変化を観察する
 木の玉に押された場所から頚まで繋がるように誘導し、そこから抜けていく経路を辿る

・相手からの負荷を吸い込んだり、丹田の動きを伝えたりできる位置に、上肢を浮かす
 肘や肩で止めてしまい伝達が妨げられている状態と、留めたまま力が自由に伝わる状態の違いを実感できた

・お互いに繋がった状態で、自分の中心を相手の中心と同調させる
 相手との間の接点の圧と一致した大きさで丹田を転がすことで、上肢を通り道として力が伝わる感覚を得られた

活動報告64

健康維持互助会 2015.08,23

・肘から動いて、肩の関節面へ伝わる感覚を観察する
 いきなり肩の力が抜ける位置を探そうとせず、鎖骨側と肩甲骨側への臨界を確認し、両方に伝わる中央に導く

・指先の向きを変えながら、手首の決まる位置を確認する
 一部の関節ではなく、全身の皮膚の引きと攻めを感じ、その感覚が途切れないように動く

・重みが丹田に落ちていくバランスで上肢を吊るす
 肩が良い位置に納まり、体幹が立ち上がると、頭部が定まり、丹田の感覚が高まることを体感した

・股関節を感じながら、下肢の向きと骨盤の動きの関連を検証する
 股関節を内旋していくときに鼠径部のくわえ込みを臨界まで行なえていなかったり、外旋していくときに先に骨盤が丸まって骨頭の意識が抜けてしまったりと、色々な癖があることを実感できた

・目や舌を左右上下前後に動かし、全身への連動を観察する
 視線で先導して体幹を動かしたり、目線を留めておくことで頭部を決めたりと、様々な動作の中での動かす点と止める点の関係性を興味深く感じた

・臨界まで緩みが取れた位置から、自分自身が弛んでいくのを待つ
 動作に走ったり、意識を固めたりすることなく、身体に起こる変化にゆったりと任せることの大切さを感じた

活動報告63

健康維持互助会 2015.07.26
 
・相手のバランスをポジショニングで立体的に変え、浮き出てくるアンバランスを追って中央に近付ける
 補助するタオルの高さや形や大きさから起こるバランスの変化をイメージし、姿勢や呼吸や揺れを診ながら確認する

・自分自身の感じていた中心と、姿勢を変えて呼吸したときの違和感を観察する
 違う経路で呼吸を通していくことで、身体が変わっていくことを体感した

・自分の中心を押し付けず、相手の中心に合わせて入れ、終始ぶつからずに付けられる経路を辿る
 相手の動きやすい方向で弛んだところから、さらに弛んでいくと繋がりが変わることを体験できた

・相手の頚を意識しながら浮かせ、入れながら付けていくときと、抜きながら付けていくとの違いを検証する
 相手への伝わり方を観て、弛みやすいところに付けたまま待つ

・膝蓋骨の四方に指を当て、膝蓋骨の動きと身体の伝わりを観察する
 相手の中心に伝わる位置に近付けられるように、皮膚の緩みを取る

・繋がりを確認し、中心に集まるラインをイメージしてテープで誘導する
 呼吸に伴う張りや脱力と同調させて貼ることで、テープが脚の形状に沿っていくことを体感できた

活動報告62

健康維持互助会 2015.06.28

・自分の軸が、相手の軸へ向かう位置に合わせる
 身勢による公転の軸と、接点での自転の軸を、両立して付けられる釣り合いを探る

・自分の回りの空間も意識しながら、息を吸う
 自分の「外枠」の認識を広げることで、身体の外側を柔らかく使う

・握り方を変えることで、伝わる経路にどのような違いが生まれるかを試す
 自分自身の身体が繋がるように持てると、掛かり方が異なることを実感できた

・相手の向こう側まで意識して回転を伝える
 腕が捻られることによって、全身のバランスが崩れていく様子を観察する

・相手の攻めがぶつかっている場所を脱力して、自分の首へ入れる
 中心を保ったまま、捻られている場所を弛めていくことで、相手に力を返す
 一度通り道が出来ると、相手の身体の繋がりも変わっていることを体験した

・足部の張りで緩みを取って、軸で転がる
 足から相手の身体のバランスが伝わり、思った以上に楽に転がりが伝わることに驚いた

活動報告61

健康維持互助会 2015.05.24

・仙骨と後頭骨を繋げたまま、下肢が折り畳まる方向に曲げる
 股関節が最後まで曲げられずに途中で骨盤が後傾して、抜けてしまう瞬間を自覚できた

・先行して動いてしまう背骨の上下に意識を向けてみる
 どこかで曲げようとせずに、全体のバランスの中で動作を観察する

・ニュートラルの位置のまま骨盤を締める
 体幹を締めようとして、腰椎を反ってしまったり、骨盤を傾けてしまう癖があることを実感した

・顎を詰めたり、後頚部が緊張したりせずに、頚が伸びていく経路を辿る
 後頭骨の後方への引きを保ったまま、骨盤を動かす
 中が繋がっていれば、重心を傾けても、脱力したままバランスが取れることを体験できた

・締めたまま反る丸める動きを行ない、中の状態の変化を観察する
 吸い上げに伴って、内部を通して頭部まで下方からの力を伝えられることを体感した

・保息したまま、肩甲骨を丹田に繋がる位置に下ろす
 一度、通り道ができると、同じ経路を通して呼吸で上げ下ろし出来る

活動報告60

健康維持互助会 2015.04.26

・頭部に両手を当てて、体幹の動きで緩みを取る
 皮膚のズレが、どのように全身に伝わっていくかを観察する 

・力を抜いて手を皮膚に沿わせ、相手の身体から伝わる動きを受け取る
 お互いの呼吸が合い始めると、動きが同調する

・体幹の前後に厚みが生まれる経路に呼吸を吸い上げる
 肘を後方に引いて、肋骨を締めて反れる向きを検証する

・足首の「決める」と「固める」の違いを鑑別する
 同じ角度のままではなく、吸い上げに伴う骨盤の傾きと対応して、足首の角度も柔軟に変化する

・下腹部に息を吸い、下肢後面に高まった張りを、吸い上げながら上方に繋げる
 そのままの骨盤の位置で恥骨の方向を変え、腹部に生じた弛みを伸ばすことで、さらに督脈を張れることを実感できた

・身体前面の力を抜いたまま、後面からの力を伝える
 持たれた場所を預けて、自分自身は軸を保ったまま、後方の張りを産み出せると、相手にも同じ働きが起こり、反らせる力が伝わる
 治療も技も、身体に起こった繋がりが同調することによって行えることを体感できた

活動報告59

健康維持互助会 2015.03.22

・入っていく回転と抜けていく回転を確認する
 自分を保証して相手に伝えることも、相手を保証して自分に返すこともできる

・四つん這いで、腹部の球を前後左右に揺らして、手や脚の重心の変化を観察する
 手部や足首が決まる方向に内部が伸びると、身体の立ち上がる力が起こり、首が決まる
 後頭骨と仙骨を繋げたまま、背骨は自由に動かせる

・下腹部の重みを前方に移すことで、バランスで手足が前に出て進める状態を体感できた
 上肢と下肢の動きが対応し、次のバランスの位置に踏み出せる

・下肢後面からの推進力を伝える
 片側への寄りが交互に入れ替わって、前に進む力が生まれる

・頭部のセンサーが働いていると、ぼんやり見ていても壁にぶつからずに止まる
 目で見てから止まろうとすると、流れに力で対抗する

・押すのではなく、呼吸に伴うバランスの変化を伝える
 丸く緩みを取る動きが前に伝わったり、横隔膜を浮かす力が深さに繋がったりする
 自分自身の動作と、力の伝わる向きに対する思い込みを変えていく

活動報告58

健康維持互助会 2015.02.22

今月の健康維持互助会では、「足底と骨盤と頚の位置」というテーマの元、それぞれがアイデアを出しながら進みました。

立位や坐位でのロッキングチェアを行なう
・足の向きのセンタリンング
・足底の重心の分布
・縦アーチの出来る張り
・五趾の意識のばらつき
・足趾のバランスと横アーチ

逆立ちでのバランスを観察する
・手を着く向き
・肋骨の締まり
・肩甲骨の寄り
・胸骨の角度と首の位置
・身体の上方への伸び

足趾から、身体の繋がりを改善する
・下肢の置き方
・曲げ伸ばしによる伝わり
・固まっている場所
・足趾と頚の動きの一致
・抜けていく経路

何もしなくても立てる状態を体験する
・三点の圧力の移り変わり
・足底に預けられるバランス
・地面からの反作用
・骨の釣り合い
・自覚できていない力み

逆立ちや、手を着いたヨガのポーズといった、不安定に思える姿勢においても、接地面の上に乗っていけるバランスにあると、下方から立ち上がってくる感覚を体感できました。
支えようしてバランスが崩れてしまうことが多くありましたが、何度か試す内に釣り合いそうな点を感じられるようになることを体験し、その働きを信じて力を抜いていけるように、成功体験を積み重ねて発想を切り替えていく必要性を感じました。
立位や坐位といった日常的な姿勢も、視点を変えて見直すことができました。
会員の皆様、今月も楽しく学ばせてくださり、ありがとうございました。

活動報告57

健康維持互助会 2015.01.25

今月の健康維持互助会では、SRさんが、骨盤矯正の座布団の効果を実演してくださいました。

椅子に座って、両手を身体の前で合わせ、上下左右に力を加えられたときのバランスを確認しました。
会員それぞれ、骨盤の傾きや軸のズレや負荷を受け止める場所が違い、それに合わせて、座布団で臀部の着き方を調節しました。
接地面から身体のバランスが変わると、無意識での負荷に対する抵抗も抜け、自然に力を吸い込めるようになることを感じました。
受ける力に応じて、接する前に引き寄せたり、重みが下腹部に落ちたり、下肢内側が張ったりして、身体が反応している様子を体感できました。
動かないように力で対抗するよりも、相手の力を通しながら戻っていくことの、しなやかさを体験し、いつもそうした状態でいられるように身体を創っていく必要性を感じました。

続けて、K元さんが、その内容を受けて進行してくださいました。
椅坐位で脚の置き方を変えながら、大腿部を、仙腸関節に伝わる方向に引ける位置に合わせました。
下肢に捻れなどがあると、必ずしも膝や足趾は正面を向かず、一旦、仙腸関節と膝を合わせてから両方が寄る位置に誘導することで、下肢のバランスを改善できることを学びました。
繋がった状態にあると、股関節の深みが増し、下肢を細いラインで引いて来れることを実感しました。

それから、膝の内外や前後の中央を確認し、曲がり方の違いを検証しました。
膝の力が抜けていると、関節に重みが掛からず、足部と骨盤の間でどの方向にも揺らせる感覚がありました。
臀部や腰部を縮めることなく、鼠径部が深くなる方向に下肢後面が伸びていくと、股関節や腰椎で詰まらず、骨盤の動きが脊柱を伝わっていくことを感じられました。
それから、両手の合わせ方を変えながら、指先まで伸びを繋げていくことで、立ち上がる動作が起こることを体験しました。
地面からの力を滞りなく伝えられる姿勢で立てると、下方から呼吸で吸い上げるだけで、相手を浮かせられることを体感できました。

SRさん、K元さん、会員の皆様、今月も貴重な経験をさせてくださり、ありがとうございました。

活動報告56

健康維持互助会 2014.12.28

昨日の健康維持互助会は、K元さんが中心となって進めてくださいました。

大腿骨頭の向きと、骨盤の恥骨側、坐骨側、腸骨側への対応を観察しました。
息を吸いながら、恥骨と坐骨の両方が締まるところで浮かせ、腸骨に伝わる位置で、弛めて抜いて行きました。
上腕骨を動かしながら、鎖骨・肩甲骨や、胸骨、肋骨との関係性も検証しました。
関節が動きやすい位置に納まり、体幹からの動きが、芯を通って四肢に伝わる姿勢にあると、それぞれの動きが内部を伝わり、関係し合っている様子を感じられました。

側臥位で寝てもらい、そうした動作を、相対稽古で行ないました。
相手の関節を動かそうとするのではなく、自分自身の、骨盤や上肢帯が動きやすい姿勢に近付けていくと、相手の身体を誘導できることを体験しました。
離れた場所から目標とする点を目指す際も、そこに至るまでの経路を丁寧に追いながら、自分自身が伝えられるように抜いていくことの大切さに気付かせて頂きました。

それから、相手に腕を持ってもらい、力を伝える練習をしました。
腰部の力を抜き、腸骨稜の丸みに沿って動くことが出来ると、高さと奥行きを持った力が伝わることを感じられました。
骨盤の動きに伴う、片側の足を前に踏み出す力を、定歩のまま内部を通して手指から解放することを意識して、動作を行ないました。
見かけ上は移動していなくても、自分自身の後方まで吸い込み、相手の向こう側まで通り過ぎることで、大きな落差が生まれることを体感しました。

後半は、SRさんが、インソールの効果について、実演してくださいました。
足下に二種類のインソールを置いたり外したりして、身体のバランスや技の掛かり方に与える影響を確認しました。
認識できていないほどの小さな変化であっても、足底から伝わっている感覚や足部に加わっている力が、心身のバランスに作用していることを体験しました。
日常で身に付けている物や当たり前のように行なっている行動を、改めて見直す必要性を感じました。

そうした足底の働きをイメージしながら、K野先生の施術を見せて頂きました。
上方への繋がりが変わると、足部の形状も変化し、足底の着き方を観る上でも、全身の中で診ていくことの大切さを感じました。
両脚をベルトで締めたり、足底にインソールを当てたりと、道具も活かしながら施術されている風景を見せて頂き、弛んで伸びていく場所と、それと釣り合っている場所とのバランスが印象的でした。
臥位での施術においても、立位での繋がりがイメージでき、地面からの圧力も含めて身体のバランスを診ていく必要性を感じました。
治療の効果を高めて持続して頂くために、自覚される変化と、自覚されない変化の両面をケア出来るようにしていくことの大切さを感じました。

K野先生、健康維持互助会に来てくださり、多くのことを学ばせてくださり、ありがとうございました。
御指導くださいましたK元さん、SRさん、会員の皆様、今月もありがとうございました。
来年も、よろしくお願いします。

活動報告55

健康維持互助会 2014.11.25

今月の健康維持互助会では、二人一組で、90分のセミナーを企画しました。

仰臥位で、息を吸い上げて背骨を浮かす
・足の下りる位置
・足首の決め
・骨盤の締まる方向
・締めの維持

脊柱の両横に棒を置いて、呼吸を観察する
・動きにくい箇所
・仙骨と後頭骨の関係
・吸い上げの止まる位置
・呼吸のとっている経路

立位での、重心移動を観察する
・鼠径部の深み
・前上方への伸び
・後頚部の引き
・重みの落ちる経路
・地面を通しての帰り道

空のペットボトルに息を通す
・息を吐き切る脱力
・呼息から吸息への切り替わり
・手の添え方
・顎の緊張
・音の鳴るとき鳴らないとき

水の入ったペットボトルを手で持つ、足で転がす、頭に乗せる
・重心移動と水の傾き
・股関節の寄せ
・下肢の浮き
・頚部の決めと水面の揺れ

頭部への繋がりを観察する
・呼吸での立ち上がり
・骨盤の傾く方向
・脊柱の伝わり
・頭部の重み
・目線の協調

今月の健康維持互助会では、自分自身が行なっている呼吸や動作の前提条件を丁寧に観察し、それを伝えていくことの大切さを感じました。
自分自身が難しいと感じていることが、その方にとっては自然なことであったり、自分自身が気付かずに行なっていたことが、その方にとっては新たな発見になったりと、そうした部分を共有できることの有り難さを再認識しました。
会員の皆様、今月も貴重な体験をさせてくださり、ありがとうございました。

 

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