相手を包む空間

バランス☆運動療法初級 2017.06.10

女子部終了後に休憩を挟んで、O原さんの鍼治療を見せて頂きました。
実際に触れておられなくても、接触鍼と同様に、相手を包む空間から鍼を介して中心に伝わっていくイメージが得られました。
そうした中の動きが、施術を行なう人にも受けている人にも見ている人にも、一致して感じられることを興味深く思いました。
そして、意識が通るときと通らないときの前提条件の違いを感じられ、自分の施術を省みる上で学ぶところが多くありました。

その後、K野先生と修験道の先生が、男子部のメンバーを順に施術してくださいました。
自覚できていませんでしたが、K野先生に触れて頂く度に、体幹や膝や母趾に捻れがあったことに気付かせて頂きました。
施術と共に、右半身と左半身の筒が回旋されてズレが整ったような大きな変化を感じました。
修験道の先生が、下肢に意識が落ちて、上半身が浮かず、首の付け根を固めてしまっていたことを指摘してくださいました。
最近の身体の使い方のテーマとして思い当たるところがあり、意識が偏っていたことを実感しました。

他のメンバーを施術されている様子を観ていて、その時々の精神状態や人間関係や仕事といった、日常のあらゆる要素が現在の身体に表れていることを実感できました。
いつも、「人の身体を診る」ということの奥深さを感じさせて頂けることに、感謝しております。

今月も、多くの発見をありがとうございました。

相手の中心を揺らす

合気観照塾 2017.06.03

相手と五分の関係で接点以外を弛め、股関節から自分の中心をずらすことで、相手の拠り所を無くして転ばせる

上肢の重みを落としながらも、指先から相手に向かう方向に入れ続け、最後まで繋がりを抜かずに斬る

掴まれた側で接点の緩みを取ってから、反対側の腕を上げて空間の点と結ぶことで内部を伸ばし、全体が通るバランスに近付ける

細やかに動きながら、意識は自分の後方や相手の向こう側まで大きく広げ、お互いの間に奥行きや落差を作る

両側の下肢の陰経を行き来させ、足部を捻らず、足底の外側に掛かる圧が逃げないように、中心の力を練る

下肢全体の大きな動きではなく、股関節から大腿の中央を通る芯を回旋する、内側の動きで相手を崩す

股関節のわずかな回転でも、一体となった状態で相手の中心を揺らせると、外枠のバランスを大きく変えられることを体感した

下肢内側からの伸びを上肢に繋げて離陸し、その張力を保ったまま脱力して相手の崩れていく方向に誘導する

片側の鼠径部に寄せて保障したまま、脾経の伸びを指先まで繋げて、対側の内部を臨界まで伸ばす

頚まで浮かせることで、横隔膜や骨盤底がフリーになり、中心の動きが損なわれることなく上肢や下肢へ通っていく

肘の蝶番の動きではなく、自分の芯の後方の感覚を高め上方に吸い上げることで力を伝え、相手を前上方に浮かす

上肢の動きと骨盤の傾き

呼吸動作研究会 2017.05.28

それぞれの指を意識しながら手掌の向きを変えることで、呼吸の通り方に与える影響を観察する

呼吸と共に、尺骨を軸に前腕を回旋することで、上肢の動きと骨盤の傾きとの連動を感じられた

呼吸で空気の入る方向によって前後の揺れが起こり、下方からの吸い上げに伴う伸びで身体を浮かす

中指が頚と繋がるバランスで地面を突き刺し、上に伸びながらも、下方へ向かう力と行き来させる

手掌を下に向けて両手を重ね、肩甲骨が寄って頚が伸びるバランスで両腕を浮かす

仰臥位で片側の下肢を上げたとき、後頚部が伸びて後頭部の圧が高まり、頭部も協力して動いていることを感じられた

体幹の内部を通る経路と繋がる方向に肘を上げ、腹側を上がってくる伸びを指先まで伝える

タオルで後頭部と畳の間の緩みを取り、縮んでいる側に張りを作ることで、呼吸によって中心に近付いていくことを体感した

転がそうとしなくても骨盤が転がり、寄せようとしなくても肩甲骨が寄り、伸ばそうとしなくても脊柱が伸びるバランスで呼吸する

身体を動かす条件を様々に変えることで、一定のリズムの揺れの中で生じる違いを検証する

伸びる一点

合気観照塾 2017.05.27

鼠径部が深まる方向に片側の腎経を引いて保障し、脾経が伸びる一点の角度で対側の膝を曲げる

横隔膜を浮かせたまま中を伸ばして下肢を吊ることで、体幹を回旋せずに片側に重みを落とす

中指で相手の瘂門を指し、吸い上げに伴うバランスの変化で相手を浮かせて、後頚部で吊ったままにする

息を吸って剣を抜き、股関節や肩を通る斜めのラインで中を伸ばして抜刀することで、相手を転ばせる

労宮で吸い込みながら母指と小指の引きと攻めで手の内を変化させ、相手との間の張力が保たれるバランスへ誘導し続ける

相手の腕を回旋しながら手首を決めて手指を伸展し、臨界まで頚までの経路の緩みを取ることで、固める技にも弛める施術にもなることを体験した

頚を立てて肚を引き上げ、軸が伸びた姿勢にあると、相手の重みを受けずに上肢を浮かせたまま動けることを感じた

外枠を脱力したまま、下肢内側の動きを中心に繋げることで、力が相手の内を通っていくことを体感した

相手と触れているあらゆる接点を馴染ませ、お互いが一致した状態で、自分が固まらずに伸びていける経路で動く

途中で固まっても、五分のままで力を抜いて、変化したバランスに合わせて力を通すことで、新たな通り道を辿る

ほとんど外見が動いていなくても、動いているときと同様に転ばされ、内部の力の伝達によって技が掛かるかどうかが決まることを実感できた

立替えとライン

合気観照塾 2017.05.20

外側でどうにかしようとせず、芯の後ろ・真ん中・前の移動によって、相手を吸い込み、ずらし、浮かす

脾経からの伝わりを上肢に繋げて中央へと伸ばし、腎経にずらして落とす

脚を開排する角度を変えながら陰経を体幹中央へ繋げて伸展し、平になるように近付ける

耳のライン、目のライン、鼻のラインと、相手の中心に伝わるように股関節から照準を合わせる

中央を上がってきた神力を目から徹して、中心の動きによって伝わる力と一致させて相手に送る

相手の都合に合わせて鼠径部で吸い込み、骨盤が相手と五分のバランスになるよう近付ける

生じた隙間に、両側の下肢内側のやり取りから生まれる刃筋で切り込む

陰経の高まりを左右で協調させながら、体幹の立替えの角度と一致させ、常に途切れないように移し続ける

後頚部を伸ばしたまま、後方にもたれ掛かって肩甲骨を弛め、股関節の動きを上肢に伝える

肩や腕を固めずに上肢が浮き、腹筋を縮めずに下肢が浮き、どこでも通り道になり、どこを触れられても合気が掛かる身体を目指す

 

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